残り少なくなってきたオールド豆。焙煎回数で換算するとあと20回くらい。数年前までは無尽蔵にあるような感覚で半永久的に在庫してある物だと思い込んでいた。

ブラジル ブルボン カルモシモサカ 1992年物

雨の日の朝にゆっくりとテイスティングしました。好きな珈琲なので粗を探すこともせず、そのまんまの味わいを受け止める。収穫から33年目のエージング。約30年の時間を思い返すとさまざまな人間模様が思い出される。自分にとって味わいのことよりも、カルモシモサカというブラジルコーヒーにまつわる情緒を噛みしめてしまう。

今朝からの雨がこんなセンチメンタルを誘うのだろうか・・・。

機屋店主　関