2024年も残り40日くらい。思い切ってブルーマウンテンを焙煎しました。
しかもピーベリー種で2012年物のオールド。
この珈琲豆を焙煎するにはちょっとした思い切りが必要で、年に1回か2回くらいだけお目見えします。
その味わいは口に含んだときからスムーズに口の中に広がり、「何も足さない何も引かない」という
昔テレビのCMで流れたフレーズのようにベリーベリーマイルドな珈琲です。
でも、只者ではない雰囲気をまとい、飲み干して珈琲が口の中になくなってもその余韻が太く長く
続きます。
昨今は、フレーバーとかチョコレートとかベリーとか、珈琲の風味を表現する言葉がチープなものに
なっていますが、このブルマンは味わう人の経験も大切な味わいの要素のひとつだと思います。
珈琲の浪漫を感じる逸品です。
オンライショップでも少量ですが販売しております。
どうぞご覧ください。
機屋店主 関